メモ帳

※注意※「色々酷い事を書いているので閲覧注意」

迂回攻撃の危険さ

つい最近自分が経験したこともあり、また読んでいる戦争概論でもその点に触れていたので書かせていただきます

迂回攻撃というのは一見かなり有効な手に見えるがそうでないと言える

というのも迂回攻撃というのは敵の側面や背後(弱点)を突くメリットがあるのだが
同時に大きなデメリットも有してもいる

まず敵の弱点へ移動するための移動だ

まず敵の弱点への移動というのは言いかえれば敵地へ侵攻しているというもので
これには多大な疲労が付きまとい 疲労は士気の低下につながる

そして、敵の占領している地域へ進軍している という事は
敵に動きを察知されている可能性もあり
待ち伏せや奇襲を受ける可能性も高く、
また移動部隊の周囲には味方がいないという事もあり
最悪な場合、3方向からの攻撃も考えられる
つまりこう言う事だ

     ↓  
□→■←
■ 

まあ、これはあまり見かけないものだが、こちらが隠密行動を心掛けないと
こうなる可能性があることは否定できない

だがこういうのの隠密行動は不可能に近い

またうまく側面を取った時にも問題がある
予備を配置している場合である

この場合も側面の側面というものにもなりかねない
それにこういう場合救援にも行き難い
というのも敵の後方から攻撃してきている予備部隊には正面の部隊がいるので
攻撃ができず、正面の部隊もうまく後退した場合できなくなってしまう可能性がある

それにこの側面以外の戦況にも大きな影響を与える可能性がある
というのもその別働隊の為に割いた兵力だ

これは自軍の予備なら今後の戦況に大きく関わることになり
また前線部隊からとなると今現在の戦況に大きく関わってくるからだ

こうなると側面を取りに行ったことを忘れてしまうぐらいにまでなる

結局、側面を取るための行動というのはメリットが少ないなってしまうわけだ

だが、こんなこと滅多に起きない と思ってる人も多いだろうがそれは間違いだ
最近、自分がやっている戦略ゲームではこれが多く

また自分の言ったデメリットもそのまま起こることが多い
今回はそれを見て思った事を書かせてもらいました