メモ帳

※注意※「色々酷い事を書いているので閲覧注意」

負けたその後

戦闘に負けた場合、その後に待っているのは結果発表ではない

生き残りをかき集め、その戦線から離脱する 簡単に言えばこうだが
実際は想像以上に難しい

例え、戦車や航空機がない時代だったとしても、難しい

勝ち戦で勢いが乗っている軍と
負け戦で気力も何もない軍では、行軍速度はもちろん 戦闘力も遥かに劣ってしまい

戦力も圧倒的に負けている場合が多い、
それは個々の兵士が逃げ出したり抜け駆けするからである

そして、我々の逃げる部隊の背後を突くという、自然と敵に弱点を晒す状況

とても、士気の高い軍と戦う状況ではないし
士気が低い部隊で戦う状況ではない

通常、こういう場合は、浮き足だっている敵だから反撃すればいい という考えが
ありますが
先ほども言っている通り、勝った者よりも負けた者の方が精神ダメージが大きい
だからできるだけ撤退させる部隊だけで戦ってはいけない
その部隊はすごく脆くなっている場合が多い

では、反撃せずに一目散で逃げた方がいいのか?
それも危険である
というのも、追ってくるのは歩兵ばかりでなく、騎兵隊というのも多い

その場合、移動中に襲われたら、ひとたまりもない

では、どうするべきか

その答えは、戦う しかない

だが先ほども言った通り、戦闘で敗北した部隊ではだめです
そこで出てくるのが、いつも自分が言っている 予備隊 そして
後方や連絡線を守る 後方守備隊 この二つが鍵になってくる

まず、一人でも多くの伍落者を集めるために、そして敵機動力の対抗するため
主に、騎兵や戦車などの機動力に対するために必要な

機動戦力

これによって、追撃軍の足止めおよび撃退をし、なおかつ
バラバラになった味方を集める役割もかなえている

そして、歩兵を含めた主力部隊による掩護
機動戦力により、一通りの足止めをしたとしても、何かしらは突破してくる
それらを撃退するのがこの歩兵などの主力部隊である

だが、ここで気を付けるのは、
あくまで足止めが目的で撃退を目的にしているわけではない事で

出来るだけ、被害を抑える必要がある

そして、撤退する場合も無秩序に撤退せず、できるだけ規律よく撤退すべきだ
これは難しいかもしれないが、さらなる混乱を生み出すよりは、
なんとしても止めなければならない

そして、撤退するルートをあらかじめ設定し、
そのルートをできるだけ守りつつ撤退する

この時の撤退のルートは一つだけでは危なく
複数あっても危ないことには変わりない

一つの場合どこかしらで突破した部隊により道を封鎖された場合があり
複数の場合、それらを守る兵力が分散し、各個撃破されてしまう可能性もある
ので気を付けなければいけない