メモ帳

※注意※「色々酷い事を書いているので閲覧注意」

司令官や隊長が先頭で戦うのはバカ

な行動ではない

なぜ指揮官や隊長が前線に行くのがダメな事ではないのか

普通に考え、敵の目の前に出ることは、殺してください と言っている意味で
司令官や隊長クラスだとなおの事 と思っている事でしょう

確かに、戦場では指揮官や隊長は狙われやすく、
冷戦時、NATO側はソ連軍の指揮官車を識別し、それを倒す訓練をしていました

逆に司令官や隊長を倒されれば、部隊の統制は取れず、作戦行動も取れなくなります
となると、身動きが取れない部隊を倒すのは簡単な事

司令官クラスなら、敵の戦線に穴をあけられるぐらいに 重大な事


なぜ、これを自分は悪く言わないのか

というのも、司令官や隊長が前線へ見に行った方が事が運びやすいからです

これは実体験で感じたことですが
前線から報告を受け、地図上で指揮を執るときほど失敗が多く
逆に、前線での直接指示した場合、失敗が少なく、戦果が大きい場合が多い

これは、命令伝達のタイムラグが少なく、地形を細部まで認識できるからである

後方からの命令伝達は、たとえ無線があったとしても、少しのラグがある
それは、報告を聞き、付近の情報と照らし合わせ、状況判断し、命令するからである

この場合、やることが多く、時間がかかるが

指揮官が前線に赴いているとそれが少なくなる

まず、ある程度の報告が必要なくなる
それは、実際にその現場にいるので、どこの部隊がどこにいるのか
またどこから攻撃を受けているかを、報告を受ける前に認識できる

そして、後方からの命令時に起こりやすい 最大の問題
それが地形である
これは、一度その土地を歩いてみた者にしかわからないものが多く
地図だけでは、判断しにくい
また、射線がどこからどこまで通っているのかが分かりにくく
これによってミスが起きてしまう

地図だけで判断するのはとても危険で、たとえ衛生写真でも同じである

正直、前線と後方で食い違いがあるのは当然のことで
これを治すのは難しい

それよりも、その地域にいるものに全面的に任せた方がいい場合が多い

先ほども言った通り、その地形を理解しているのは
後方にいるものではなく、そこにいるものだ

見えもしない所から、あれこれ言うのは、どう考えてもダメだ

だが、司令官は全く、仕事をするな というわけではない
即座に情報が整うまで、できるだけ攻勢を控えろ と命令し
当事者たちが、攻勢が必要と感じた場合のみの命令を出したい
だが、これは猪突猛進の者だった場合、命令無視とも取れるほどの事をする
人を見て、命令を変える必要がある

攻撃を受けている部隊にはあまり攻勢に出ない事を伝えた後
次にやることは他の部隊の状況確認だ

え?攻撃を受けている部隊の状況じゃないの? と思うだろうが
その部隊だけの事を考えても仕方ないからだ
というのも、戦闘が始まってすぐは、敵の戦力がまだはっきりしておらず
混乱の中にある
それに後方から色々聞いたりするとその部隊の行動の妨害になる
そのためその部隊はその部隊長に任せる
そのため、命令は簡素にしている
出来るだけ戦闘しつつ安全な場所まで後退せよ で十分 それに追加で
後退の援護がいる場合少々の攻勢は認める だが目標はあくまで安全圏への移動だ
という命令でも出せばよい

その次に、先ほどの他の部隊の状況
一通りの確認できた場合、近くで、すぐに移動できる部隊に声を掛け
どこの部隊が、どこで戦闘していて、その援護、または敵の殲滅のため
ここに移動せよ、 という命令を出す

先ほども言った通り、敵戦力は把握しておらず、
そのような場合は、少しでも多くを、その戦闘地域へ向かわせることにある

このために、他の部隊の行動を止めたり、戦線を維持することが最重要になってくる

援軍に向かわせる部隊は、急ぐ必要があるが、慎重に移動するのを気をつけよ
敵と鉢合わせや待ち伏せと当たってしまうからだ

もし、援軍がこの図のようになった場合
イメージ 1
援軍に向かっている部隊の側面を、援護できればしなければいけない

これは、他の戦線を縮小させてても、やることである

逆に、攻勢を受けている 部隊の後ろからの援軍の場合
攻撃を受けている部隊を邪魔したり、渋滞したり、誤射をしないように
最善の注意を払い、行動する必要がある


話が大分、ずれてしまったが
まとめると

攻撃を受けている部隊には、できるだけ安全圏への移動を命令し
他の部隊の状況を確認し、できるだけそこへ援軍を送るべきだ
その行動の援護の為に他の部隊に移動命令をだし、
また他の部隊には防御をしやすい所への移動
戦線を上から見た時、できるだけの隙をなくすことにある


というか、これも話がずれていますね

元は、司令官が前線に行くかどうかの話なのに・・・

いつも何かを考えるとこんな感じに脱線するんですよねぇ


色々と長くなったので結論を書くと

前線での指揮は、危険だが、それに見合う戦果が出る場合が多い
そして後方での指揮でもやることはある が事細かくそして多くは言わない事
できるだけ前線の判断を聞き、他の部隊をそれを考慮したうえで
改めて作戦行動を考える


最後に、とあるまとめで、指揮官とかが前線に行くのは愚かな事と言っていましたが
現代でも古代でも、戦場は状況判断がしにくく、
報告だけでは、タイムラグを生み、ミスを生む
戦場というのは、数秒ごとに状況が変わる
その中で、少し前の命令では、大きな損害を出す、命令を出すかもしれない

それをできるだけなくすために、前線の近くまで行き、指揮を執る
そして前線の兵士の士気を上げる効果などを考えた上だ

なぜ、ナポレオンはあんな高機動な動きができたのか
なぜ、ドイツはWW2で柔軟な機動戦をできたか

それをよく考えた方がいいだろう